ダクト工事とダクト火災

何気なく存在しているけど、空間にとってなくてはならない換気扇や通風孔。換気扇で取り込まれた気体が外までたどって排気・排煙されていく管、それがダクトです。ダクト工事は昔は現場で金属を折り曲げたりして作っていましたが、現代は工場生産されたものを設置することがほとんどです。

ダクト工事には排気に関する最低限の知識が必要なので、例えば店舗を作るときなど、経費削減のためにDIYでダクトを設置しようと思ったら、プロに相談するなりして素人が適当に施工しないようにしましょう。(まあ、適当に作っては消防の許可が降りませんが)
信用置けるダクト工事施工会社にはさまざまな有資格者がいます。管工事施工管理技士・ダクト板金技能士・給水装置工事・建築設備士・消防設備士・登録ダクト技能者などなど、いいかげんなダクト施工には危険が伴いますので十分注意が必要です。

ダクトは施工も大切ですが、その後のクリーニングも大切です。特に焼肉屋や焼き鳥屋など油をたくさん使う飲食業の厨房ダクトは油が溜まりやすいです。ダクトに溜まった油や埃に、ある日突然引火するのが「ダクト火災」と呼ばれている現象で、年間40件ほど起きている火災です。一般のマンションでも10年以上たっている家のダクトは相当汚れているので、ダクト内部に設置されている燃焼防止の器具(防火ダンパと呼ばれている)が働かなかったりします。
店舗はもちろんマンションでも数年に一回のダクト清掃を行い、ダクト火災を防ぐことが大切です。

Posted in 住まい関連 at 8月 15th, 2014. No Comments.